富士市の今泉地区を流れる田宿川で25日、夏恒例行事の「たらい流し川まつり」が開かれました。
まつりは、「美しい川の大切さを広めるとともに、ふれあいを深めることによってまちづくりに結び付けよう」と、流域の今泉六町内河川委員会(木原完委員長)【水の上町、泉町、仲町、栄町、市場町、田宿町】で実施し、毎年、7月最終日曜日に開催しています。
ことしで18回目を迎えた。
ことしは関係者を含め200人余の参加を数え、開会式に続いてたらい流しを行いました。
コースは、仲橋上流部をスタート地点に親水公園に至る500メートル余。安全確保のライフジャッケトを装着した現代の〃一寸法師〃となった子どもたちは6人ずつスタート。毎年参加している子どもも多いだけに巧みに竹の棒を操りながら清流の川を下りました。
ことしは、今泉小4年生全員がペットボトルを利用して制作したいかだを持参して参加したほか、仲町が所有する防災ボートも投入、〃乗船〃のバリエーションが増える中、これまで以上の盛り上がりでした。
深いところでは水深1メートルを超えることから川の中には安全確保員を配置。手作りいかだには安定性に欠けるものもあり、〃乗る〃というより〃しがみつく〃というスタイルで川を下る子どももいたが、安全確保員、さらに護岸から「頑張れ!、落ちるな」の声援が飛んだ。